前回の記事でも紹介しましたが、J-WAVE TOKYO M.A.A.D SPINにてドラクエの生みの親、堀井雄二さん、ドラゴンゴール、ダイの大冒険の担当編集者とドラゴンクエストを企画したマシリトこと鳥嶋和彦さんの対談ラジオ放送の第3夜最終回にてこれまた興味深いお話があったので記事にしたいと思います。
今回のお話は・・・
な、なんと第3夜はダイ大冒険とアベル伝説が誕生秘話を鳥嶋さんがお話してくれました!
えええええ!?それは必見!!
第3回目放送最後となる放送では
ドラゴンクエスト3についてお話がメインでした
ファンの間では3が最高傑作であり
ドラクエのそれ以降のベースを作ったのが
3と言われるほど
堀井さん自身も当時
ドラゴンクエスト3でやりたいことは全てやったと
言わしめるほどの出来だったらしい
しかしそのあまりの完成度の出来に
当時の週刊少年ジャンプ副編集長に
なったばかりのマシリトこと鳥嶋さんは
堀井さんこの後どうするんだろうと思ったらしい
この後どうするんだろう?というのはどういう意味なんでしょう?
ドラクエ3という完成形を作ってしまった!この先、その上の作品を作る事ができるのだろうか?っていう意味なんでしょうね
実は堀井さんも3でとんでもない社会現象になり
4はどうするか本当に悩んだらしいです
その一方で週刊少年ジャンプとって
ドラゴンクエストは大きな売りのひとつ
この時、鳥嶋さん、
ドラクエ4はいつ出るのか?と聞いたら
発売は数年後と言われたらしい
実際ドラクエ4が発売されたのは2年後だった
発売が数年後と鳥嶋さんが聞かされた時、
わかってはいたが、
え~!!と驚き!
頭を抱える
ジャンプで次の4の発売まで
ドラクエの特集が
できなくなるのはかなりの痛手
昔は今と違いゲームソフトの
発売のサイクルめちゃくちゃ早く
数年先に次の作品となってしまうと
いくら社会現象にもなったドラクエでも
世間は忘れ去られてしまうかもしれない
そこで鳥嶋さんは苦肉の策でなんとしても
ドラクエの存在を
ジャンプから
情報とビジュアルを
誌面からを消さないため、
ある企画をした!!
まず週刊少年ジャンプで
ドラゴンクエストの漫画
ダイの大冒険を連載させる
そしてフジテレビにアニメ
「ドラゴンクエスト アベル伝説」企画
確かに4が発売される数年前あたりにダイの大冒険もアベル伝説がはじまったような記憶がありますね
鳥嶋さんの狙いとしては勿論ジャンプ誌面でドラクエの存在を忘れさせないためというメディア戦略でもあるんですが、根底の目的としては・・・
その根柢の目的とは!?
ドラクエ4が出るまでダイの大冒険やアベルの伝説みて 子供達にドラクエの世界を楽しんでほしいという思いで企画したとのこと
まじか!!
そんな裏話が・・私感動したわ・・・
あの・・・いきなりドラクエ10キャラでこの記事に来ないでもらえますか?
というとんでもない裏話が第3夜に聞けました・・・
まぁ確かに子供の頃、ダイの大冒険やアベル伝説をみて
ドラクエの世界観が
大きく広がったのは紛れもない事実
その後、ドラクエ4コマ劇場、ロトの紋章へと
様々なメディアミックスが展開していくわけなんですけど
まさかダイの大冒険やアベル伝説の誕生秘話が
ドラクエ4の発売が遅れる事になり
その間、ドラクエの存在を忘れさせないために
ダイの大冒険とアベル伝が
誕生するきっかけだったとは・・・・
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